JPGPNGWebP比較

JPG vs PNG vs WebP — どれを使うべきか迷ったときに読む記事

2026-02-257 分 読む

なぜ画像形式は複数あるのか

カメラで写真を撮ればJPG、スクリーンショットを撮ればPNG、Webサイトの最適化をすればWebP。画像形式がなぜこんなにたくさんあるのだろうか。簡単に言えば、それぞれの形式が得意とする役割が違うからだ。

料理に例えるなら、和食と洋食と中華がそれぞれの持ち味があるように、画像形式も用途によって最適な選択が変わってくる。この記事では最も頻繁に使われる3つの形式を比較し、実際にどんな場面でどの形式を使えばよいか具体的に整理する。

JPG(JPEG)

JPG vs PNG vs WebP比較 — 画像ファイル形式ごとの違いと選択ガイド
画像形式ごとに長所と短所が異なるため、用途に合わせて選ぶ必要がある

特徴

JPGは1992年に策定された画像圧縮の標準規格で、世界で最も広く使われている画像形式だ。「非可逆圧縮」方式を採用しており、ファイルサイズを縮小する過程で一部のデータを破棄するという意味だ。品質の数値を下げるほどファイルは軽くなるが、ディテールがぼやける現象が出てくる。

長所

ファイルサイズが小さくWebでの読み込みが速い
事実上すべてのデバイスとソフトウェアで開ける
色の変化が豊かな写真に対して効率的だ

短所

透明背景をサポートしない
保存するたびに画質が少しずつ劣化する(世代損失)
テキストや線がある画像でにじみが生じることがある

こんなときに使おう

写真(風景、人物、料理など)
ブログ記事のアイキャッチ画像
SNSに投稿する写真
メール添付画像

PNG

特徴

PNGは「可逆圧縮」方式を採用している。何度保存しても元の画質が維持される。そして最大の特徴は透明背景(アルファチャンネル)をサポートする点だ。ロゴやアイコンのように背景が透明でなければならない画像には必須の形式だ。

長所

画質の劣化がない
透明背景をサポートする
テキスト、図表、スクリーンショットで鮮明な仕上がりになる

短所

ファイルサイズがJPGよりかなり大きい(通常3〜10倍)
写真のような複雑な画像には非効率的だ

こんなときに使おう

ロゴ、アイコン(透明背景が必要な場合)
スクリーンショット、UIイメージ
テキストが含まれる画像
図表、ダイアグラム
正確な色再現が重要なグラフィック

WebP

カメラの元写真ファイル形式 — JPG PNG WebP 用途別おすすめ
写真はJPG、グラフィックはPNG、Web最適化はWebPが適している

特徴

Googleが2010年に開発した比較的新しい形式だ。JPGの長所(小さなファイルサイズ)とPNGの長所(透明背景)を両取りしたと考えればよい。同じ画質でJPGより25〜35%小さいファイルを生成でき、透明背景もサポートする。

長所

JPGより小さいファイルサイズで同等の画質を提供する
透明背景をサポートする
アニメーションにも対応する(GIFの代替)
非可逆・可逆の両方の圧縮をサポートする

短所

古いブラウザではサポートされないことがある(現在はほとんど対応済み)
一部の画像編集ソフトとまだ互換性がない
SNSプラットフォームでアップロードが許可されないケースがある

こんなときに使おう

Webサイトのすべての画像(最適な選択肢)
ファイルサイズを最小化したいとき
透明背景が必要かつファイルサイズも抑えたいとき

一目で比較

項目JPGPNGWebP
圧縮方式非可逆可逆両対応
透明背景非対応対応対応
ファイルサイズ小さい大きい最も小さい
画質維持保存時に劣化完全維持設定可能
互換性最高最高高い
適した用途写真グラフィック・スクリーンショットWeb全般

実践ガイド:状況別おすすめ

「ブログに載せる写真、何で保存すればいいですか?」

WebPを第一に推奨する。ファイルサイズが小さいためページの読み込みが速く、SEOにも有利だ。WordPressなどのCMSでWebPのアップロードに対応していない場合はJPGにしよう。品質85%程度で画質と容量のバランスが良い。

「ロゴを作ったのですが、どの形式で保存すべきですか?」

PNGだ。透明背景がサポートされないと、さまざまな場所での活用が難しくなるし、シャープなエッジが維持される。Web専用ならWebPも良い選択だ。

「Webサイトを構築中で、画像の最適化がしたいです」

すべての画像をWebPに変換しよう。Google PageSpeed InsightsでもWebPの使用を推奨している。古いブラウザへの対応が必要なら、JPGをフォールバックとして用意する方法がある。

「印刷物に使う画像は?」

印刷にはJPG(高品質、95%以上)かPNGを使おう。WebPは印刷ワークフローではまだ広くサポートされていない。

フォーマット変換するには

どんな形式の画像でも、Pixkitのファイル変換ツールでJPG、PNG、WebPの間を自由に変換できる。iPhoneの写真(HEIC)もそのまま変換可能なので、形式で迷ったときに活用してほしい。ブラウザ上で直接処理されるため、別途のソフトは不要だ。