急にPNGをJPGに変えなければならない時
LINEで写真を送ろうとしたらファイルが大きすぎる。メールの添付制限に引っかかる。サイトがJPGしか受け付けない。こういう場面は意外と頻繁にあるものです。
PNGは可逆圧縮を使っているため、すべてのピクセルを正確に保持します。スクリーンショットやロゴ、透明背景の画像には最適ですが、その分ファイルサイズがJPGの5〜10倍になることも珍しくありません。
PNGとJPGの違いを理解する
JPGは非可逆圧縮で、人間の目ではほとんど分からないデータを削減します。15MBのPNGが品質85%のJPGで2MB程度になることもあります。
重要なポイント:PNGは透明背景に対応していますが、JPGは対応していません。透明背景のあるPNG(ロゴやアイコン、商品切り抜きなど)をJPGに変換すると、透明部分が白などの色で塗りつぶされます。変換前に必ず確認してください。
Pixkitで変換する方法
Pixkitの形式変換ツールを開き、PNGファイルをアップロードします。出力形式としてJPGを選択し、品質スライダーを調整します。80〜90%で十分な品質とサイズ削減が得られます。変換ボタンを押してダウンロード。
すべての処理はブラウザ内で完了します。ファイルがサーバーに送信されることはありません。
WebPという選択肢
ウェブサイト用の画像を準備しているなら、JPGではなくWebP形式も検討してみてください。WebPはJPGと同等の画質で25〜35%小さいファイルサイズを実現します。ただし一般的な共有にはJPGが最も互換性が高いです。
品質設定のコツ
品質100%のJPGは不必要に大きく、90%との視覚的な差はありません。85%なら約50%のサイズ削減で画質劣化はほぼ感じられません。70%以下では圧縮アーティファクトが目立ち始めます。80〜90%が最適なバランスです。
一度JPG圧縮で失われたデータはPNGに戻しても復元できません。元ファイルは必ず保管しておきましょう。
画像コンテナがどのようにピクセルデータを格納しているかは、Google DevelopersのWebP RIFFコンテナ公式ドキュメントで内部構造を詳しく確認できます。
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逆にJPGをPNGに変換したいとき
逆方向の変換が必要になることもある。
最も多いケースが透明背景が必要な場面だ。ECサイトの商品画像の背景を除去したいとき、JPGのままでは透明背景として保存できない。この場合はPNGに変換してから背景除去の作業をすることになる。
もうひとつは、追加の編集が予定されているケースだ。前述の通りJPGは保存するたびに画質が落ちるため、複数回の編集が見込まれる場合はPNGで作業してから最終結果だけJPGに書き出す方式が合理的だ。
Pixkitの変換ツールでJPGをPNGに変換するのも同じ操作でできる。出力形式をPNGに選ぶだけだ。ただし、JPGをPNGに変換しても画質が復元されるわけではない点は覚えておこう。すでに失われた情報は戻せないからだ。
WebPという選択肢
ウェブサイト用の画像を準備しているなら、JPGの代わりにWebP形式も検討してみてほしい。WebPはJPGと同等の画質で25〜35%小さいファイルサイズを実現する。PNG同様に透明背景も対応しており、アニメーションも可能だ。主要ブラウザはすべて対応済みで、今後さらに普及が進む形式だ。ただし汎用的なファイル共有にはJPGの方が互換性が高い。
元ファイルは必ず保管しておこう
どの形式に変換するにせよ、変換前の元ファイルは別フォルダに保管しておくことを強くおすすめする。一度JPGで圧縮して失われたデータは、PNGに変換し直しても復元できない。元ファイルさえあれば、何度でもやり直しが効く。容量の節約よりも、後で後悔しないことの方が長期的にはメリットが大きい。